実はこの時期の風物詩 北陸などで“時雨虹”(ウェザーニュース)

 今日20日(水)も冬型の気圧配置となって、北陸から近畿北部では、雨が降ったり日差しが出たりと変わりやすい天気になっています。

 このため、朝から虹が見えているところがあり、福井県坂井市では非常に色の濃い虹が見られました。

 実はここ数日、東北から北陸では虹の報告が相次いでいます。

晩秋~初冬は日本海側で虹の季節

 虹というと、夏の夕立の前後に見られるという印象があるかもしれませんが、実は日本海側では今の時期が一番虹がよく見られる季節になります。

 この時期は冬型の気圧配置になると、日本海側には雨雲や雪雲が流れ込みやすくなります。日本海から流れ込む雲は、ひとつひとつが小さな雲で、それが細かく散らばっています。そのため、雨や雪が降っているすぐそばで日が差すことが多く、よく虹が見られるのです。

 また、真冬になると雨ではなく雪になるので、太陽の光を反射する雨粒がなくなってしまい、虹がほとんど見られないのですが、この時期はまだ気温が下がりきらずに雨になることが多いので、虹が見られる機会が多くなります。

午後は虹チャンスエリアは縮小

 今日はだんだんと冬型の気圧配置が緩んでいくので、北陸から近畿北部などの日本海側では、雨のエリアが少なくなっていきます。そのため、虹が見られるエリアも縮小していきそうです。

ウェザーニュース

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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