宣言再延長 じわり「緩和」の街を歩く 新宿、高田馬場

 緊急事態宣言が再延長された1日、東京都からの自粛要請が緩和された娯楽施設や百貨店の一部売り場が営業を再開した。街を歩くと、ささやかな楽しみが戻ってきたことを喜ぶ人たちの姿があった。

 学生街でもある新宿区高田馬場。「タイトーステーションBIGBOX高田馬場店」はこの日、平日限定午後8時までで営業を再開した。初日の客入りはまばらだったものの、コロナ禍前からの常連客や買い物のついでに立ち寄る客がリズムゲームやクレーンゲームに興じていた。

 近くに住む早稲田大3年の女子学生(21)は、友人と大学からの帰りにこの店をよく利用していた。クレーンゲームに好きなキャラクターの景品が新たに入荷するたび、保存用と鑑賞用に二つ入手するのが習慣だった。「休業中は電車で新宿のゲーセンまで出ないといけなかった。ちょっとした時間に息抜きできる場所が戻ってきてうれしい」

 専門学校の男子学生(19)は1時間ほど、友人と対戦ゲームに興じた。

「今日はがらがらで連続で遊べ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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