宮城県、BA.5対策強化宣言を発出へ 高齢者に外出自粛の可能性も

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、宮城県は30日、政府が新設した「BA.5対策強化宣言」を出すことを決めた。週明けにも要請内容を政府と協議する方針で、高齢者の混雑した場所への外出自粛や、飲食店の長時間利用の回避などを求める可能性がある。

 30日に開いた県の対策本部会議で決定した。医療提供体制の逼迫(ひっぱく)を避ける狙いがあり、政府との協議を踏まえて、8月第1週にも強化宣言を出す考えだ。

 県によると、県内では28日までの1週間の感染者数は前週の2・09倍で、全国で4番目の感染拡大ペースとなっている。強化宣言には、①病床使用率が冬の「第6波」のピーク時を超える②入院の大半が中等症以上、などの要件がある。県によると、病床使用率は46・3%(29日午前10時時点)で2月の44・2%を上回る。入院は原則、中等症以上のため、いずれの要件も満たしている。

 村井嘉浩知事は報道陣の取材に「極めて深刻な状況。入院者が増えており、病床稼働率は近いうちに100%近くなってしまう」と危機感を示した。

 会議では県医師会の佐藤和宏会長が「発熱外来のクリニックは疲弊している。感染者で人員が減り、心の病で休む人もいる。医療機関が追い詰められているが、世間とのギャップが大きい」と警鐘を鳴らした。(根津弥)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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