将棋のA級順位戦が開幕 名人への挑戦権を10人が争う

 豊島将之名人(29)への挑戦権を争う第78期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)が12日、東京都渋谷区の将棋会館で開幕した。来年2月までかけて、トップ棋士10人が総当たりのリーグで戦う。

 シード順位1位は、前期まで名人を3連覇した佐藤天彦(あまひこ)九段(31)。以下は②羽生善治九段(48)、③広瀬章人竜王(32)、④糸谷(いとだに)哲郎八段(30)、⑤佐藤康光九段(49)、⑥久保利明九段(43)、⑦三浦弘行九段(45)、⑧稲葉陽(あきら)八段(30)、⑨渡辺明二冠(35)、⑩木村一基九段(45)。優勝者は来春、豊島名人と七番勝負を戦う。成績下位の2人はB級1組に降級する。

 持ち時間は各6時間。対局は午前10時に始まり、1日がかりで熱戦が繰り広げられる。12日は1回戦5局のうち、佐藤康光九段―久保九段戦が指され、佐藤九段が勝った。(村瀬信也


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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