小型機が墜落、搭乗の男性が骨折　熊本・産山村の場外離着陸場近く

　28日午後0時55分ごろ、阿蘇広域行政事務組合消防本部に「熊本県産山村山鹿の山中に小型飛行機が墜落し、1人が閉じ込められている。火が出ている」との通報があった。

　同消防本部と県警阿蘇署によると、現場は産山場外離着陸場の滑走路近くで、離陸直後に墜落したとみられる。1人で操縦していた熊本県八代市の男性（57）が救助され、病院に搬送された。右足や尾骨など複数の骨折を負った。機体からあがっていた火は約50分後に消火されたという。

　阿蘇署が事故の詳細や原因を調べている。（吉田啓）