小学6年の2.27%がヤングケアラー さいたま市の初調査で判明

川野由起

 親の介護やきょうだいの世話などをする子ども(ヤングケアラー)について、さいたま市教育委員会は28日、市立の小中高校などの児童・生徒を対象に行った実態調査の結果を発表した。

 今回初めて調査した小学6年生では2・27%が「家族の世話をしている」と回答。調査をうけ、各学校では世話をしていると回答した児童や生徒に個別に面談を実施していくという。

 調査は9月5日から16日の間、市立小学校の6年生と、中学・高校・中等教育学校の1年生の計2万3398人を対象に行った。うち2万565人(87・9%)から回答があった。

 小学校6年生で「家族の世話をしている」と回答したのは、235人(2・27%)だった。細田真由美・教育長はこの日の会見で「決して少なくない数字だ」と述べた。

 世話を必要としている家族(複数回答可)は「きょうだい」が最多の127人、「お母さん」が74人、「お父さん」が46人と続いた。

 世話の内容(複数回答可)は、「見守り」が91人と最多、食事や掃除などの「家事」が80人、「話を聞く」が65人と続いた。

 中高生については、中学・中等教育学校の1年生の2・79%の265人、高校1年生の1・14%の8人が、家族を世話していると回答した。

 市教委によると、昨年は市立中高・中等教育学校の全生徒3万4606人を対象にした調査を実施(回答があったのは3万279人、回答率87・5%)。1287人(中学・中等教育学校1273人、高校14人)が「世話をしている家族がいる」と答えた。学校の教員が個別に面談を行い、うち14人を急ぎ支援が必要と判断し、各区の支援課につなぐなどの対応をしたという。(川野由起)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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