小池都知事が記者会見9月25日(全文2完)五輪を安全に開くための工夫が重要(THE PAGE)

菅氏への苦手意識は?

東京新聞:東京新聞の小倉と申します。よろしくお願いします。知事はおととい新政権発足後に初めて菅総理と会談されまして、各種報道では和解を演出したとか、関係改善のアピールといった指摘が上がりました。そうした背景にはこれまでのお二方の関係性、菅さんの東京問題発言ですとか、Go To トラベルの批判、古くは税収の格差是正ですとか、自民党総裁選などでもさまざまな対立があったとされています。  過去を総括する意味でお聞きしたいのですけれども、そうした経緯から知事ご自身はそうした、ちまたでいわれているような、菅氏との関係性、不仲ですとか天敵、因縁の相手、苦手意識といった、そういった認識っていうのはされておられたのでしょうか。 小池:されておられません。以上です。 東京新聞:そうしますと都庁内でも知事と菅総理とのこれまでの対立関係を懸念する声は上がっていますけれども、今後総理との連携で課題になるようなことは何かお考えありますでしょうか。 小池:やはり自治体として必要な、また自治体だからこそ分かることなどがございます。それらを連携して意見交換をしていく、そして課題解決ということを目指すのは当然のことではないかというふうに思っております。 東京新聞:ありがとうございます。

五輪の来夏開催に向けての考えを聞きたい

朝日新聞:朝日新聞の荻原と申します。東京オリンピック・パラリンピックについてお伺いします。昨日からIOCの調整委員会も始まりましたが、そちらでも来夏の開催に向けて積極的な発言が出ていますが、一方で今月発表された東京商工リサーチの調査で、都内に本社を置く企業の半数以上が、来夏の開催について中止または延期を望んでいるとの結果がでました。この結果を知事ご自身はどのように受け止められますでしょうか、その上で来夏の開催に向けてのお考えをお聞かせください。 小池:ただ今の調査うんぬんの話については私、承知をよくしておりません。どの段階での調査なのかということもありますでしょうし、またきのう、バッハ会長とオンラインで結んだ会議体におきましては、IOC、そしてバッハ会長をはじめとする方々についての積極的なご発言があったことかと思います。  また2回目のコロナ対策調整会議も開かれています。これは国のイニシアチブでどのような形でこの大会を安全・安心に開くことができるかということで、組織委員会、そして東京都などが対応を議論しているというところであります。アスリートの出入国の仕方であるとか、極めて具体的な話をいたしているところでございます。  これによって大会の開催が見えざる敵であります新型コロナウイルスに打ち勝つその証しとして、また世界共通の絆を証明する、そのような大会にすべしという、共通の思いで進めているものでございますので、そうやって大会が安全に安心に開かれるような工夫、そしてまたこれからの世界におけるさまざまな対策を進めるということを確実に行うことが何よりも重要だというふうに思っております。  これから今日も調整会議開かれているところでありますので、これら、どのような形で大会を開催していくか、より具体的なことをいろいろと詰めていくことになろうかというふうに考えております。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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