山形の遺体は居住の女性医師 頭部損傷、殺人容疑で捜査

 山形県東根市さくらんぼ駅前3丁目のマンションから19日午後5時50分ごろ、「女性が倒れている」と110番通報があった。2階の1室で50代ぐらいの女性が倒れており、その後に死亡が確認された。山形県警は20日夜、死亡したのはこの部屋に住む眼科医矢口智恵美さん(50)で、死因は頭部打撲による頭蓋(ずがい)内損傷と発表し、殺人容疑で捜査を始めた。

 県警によると、矢口さんは一人暮らし。訪ねてきた40代の弟が遺体を見つけたという。

 矢口さんは自宅から北に約5キロにある同県村山市内の眼科医院で院長を務めている。医院の職員によると、18日は日中の診療を終えた後、新しい職員の歓迎会があり、矢口さんも出席していたという。

 現場マンション1階の店舗で働く50代の女性は、「穏やかで小柄な先生で、家族でよく診てもらっていた。人当たりもよく、トラブルに巻き込まれる印象もないのでびっくりしている」と語った。

 現場は、山形新幹線の停車駅でもあるJR奥羽線さくらんぼ東根駅の東約300メートル。周囲にはホテルや商業施設などが立ち並ぶ。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment