東京のJR山手線・京浜東北線の品川―田町間に新駅「高輪ゲートウェイ」が14日、開業した。山手線では、1971年の西日暮里駅以来、30番目の駅となる。
約半世紀ぶりの新駅開業を見届けようと、午前4時過ぎには約350人が集まり、山手線内回りの一番列車出発時には「おめでとう」と歓声がホームに響いた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、開業式典は中止となった。
同駅は、東海道新幹線が発着する品川駅の隣駅で、羽田空港へのアクセスも便利な立地にあり、1日当たり約2.3万人の利用を見込むが、この日の利用客は約4万人に上った。無人決済コンビニが23日から開店するほか、構内案内や清掃などに人工知能を搭載したロボットが活躍する。
この日は、駅名と日付が印字された開業記念切符を買い求める人が列をなし、午後2時には180分待ちの案内板が掲出された。横浜市在住の小学生(12)は「雪が降って寒かったけど、買えてうれしい。春休み一番の思い出」と声を弾ませた。
報知新聞社
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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