岩手・大槌町で「除夕の鐘」 東日本大震災10年を前に

 岩手県大槌町吉里吉里の吉祥寺で31日、「除夜の鐘」を昼間にする「除夕の鐘」をついた。寺を守る役員の高齢化などのため、3年前から昼間に変えた。今年は新型コロナ対策で甘酒の振る舞いもなくし、住民らは静かに鐘をついて去っていった。

 大槌町は東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた。高橋英悟住職は「来年は震災から10年。亡くなった人に『色々あったけどがんばったよ』と報告して前に進めるような年にしたい」と話し、読経した。(東野真和


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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