市教委が謝罪、同級生の訴え活かせず 岐阜の中3死亡(CBCテレビ)

 岐阜市で死亡した中学3年の男子生徒について、岐阜市教育委員会は「いじめがあった」との認識を示し、同級生が担任への手紙でいじめを訴えていたことを活かせなかったと謝罪しました。

 『手紙を書いてくれた生徒が再現した手紙を改めて見ると、これはいじめであると認識』(教育委員会の会見)

 今月3日に、岐阜市のマンションの駐車場で倒れ、死亡した中学3年の男子生徒について、岐阜市教育委員会は、担任の教師がいじめ行為の書かれた手紙をことし5月31日に同級生の女子生徒から受け取っていたことを明らかにしました。

 手紙には給食の時間に食べ物を押しつけあったり、筆箱を取って引き出しに隠したりする男子生徒へのいじめ行為が時系列で書かれていたということです。

 『(手紙の内容は)本当は言いたくないけれど、○○くんが心配です。私も一緒に戦います。先生、力を貸して下さい』(教育委員会の会見)

 担任教師は「任せてください。完璧にいじめです、指導します」と女子生徒に回答しましたが、給食の件だけを指導して問題が解決したと判断し、管理職とも情報を共有しませんでした。

 手紙は個人情報が書かれた他の書類とともにシュレッダー処分された可能性が高いということです。

 教育委員会の調べでは、男子生徒はおよそ2万円を要求され、びんたなどの暴力を受けていた可能性もあり、会見で認識の甘さを謝罪しました

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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