市長を市議告発 公選法違反容疑、書籍40冊無償配布 福岡県みやま市(西日本新聞)

 福岡県みやま市の松嶋盛人市長が、教育関連の書籍約40冊を市内の学校関係者に無償配布したとして、市議2人が公選法違反(寄付行為)容疑で告発状を柳川署に提出し、受理されていたことが17日、関係者への取材で分かった。

 告発したのは牛嶋利三、中島一博の両市議。告発状などによると、松嶋市長は昨年5月、校長会の会合で、有権者である参加者に1冊500円の書籍約40冊を無償配布した。松嶋市長は取材に対し「道徳授業の参考にしてほしいとの思いで配布し、法に触れるとの認識はなかった。真摯(しんし)に反省している」と話した。

 松嶋市長は昨年8月には、優生思想の肯定ととらえられる差別的文書を職員研修で配布。これらの問題で自らを処分するとして、昨年12月議会に、今年1月から3カ月間給与を20%減額する条例案を提案し可決された。

 松嶋市長は中学校長などを経て2018年10月の市長選で初当選し1期目。 (吉田賢治、森竜太郎)

【関連記事】


Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment