広島、長崎の再現、人間としてできますか 被爆者・サーロー節子さん

【動画】核兵器禁止条約の成立に尽力したカナダ在住の被爆者、サーロー節子さんのインタビュー

 いま世界には約1万3千発の核弾頭が存在します。ロシアのウクライナ侵攻によって、実戦で使われる恐れまで浮上しました。そんな中、19日から被爆地・広島で開かれる主要7カ国首脳会議G7サミット)では、「核兵器のない世界」が主要なテーマの一つになります。その道筋をどう切り開くのか。G7首脳らへの注文を、さまざまな方々に語っていただきます。

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 一人の被爆者として、主要7カ国首脳会議(G7サミット)に期待することは、首脳たちに平和記念資料館の展示をゆっくり時間をとって見て、考えてもらうことです。

 広島、長崎で起きたことを再現する。そんなことが人間としてできるのか。胸に手を当てて考えてもらいたい。

 2017年に成立した核兵器禁止条約の背景にあるのは人道性の考え方です。核兵器の議論では、人間というものを中心に持ってこないといけないと考えられるようになった。国家の安全保障ではなく、個人の安全保障なんです。

 核抑止とは「我々はいつでも…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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