広島県で2カ月ぶりに感染確認 経路不明の軽症者

 広島市は1日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1人確認したと発表した。再陽性を除き、広島県内で新たな感染が確認されたのは5月3日以来で、約2カ月ぶり。感染経路はわかっていない。県内で確認された感染者は延べ169人になった。

 広島市は患者の意向だとして性別や年代などは公表しなかった。6月27日に味覚・嗅覚(きゅうかく)障害が現れ、28日には38度の熱が出た。29日に市内の医療機関をオンラインで受診したところ、医師がコロナウイルスの感染を疑ったため、30日にPCR検査を実施し、陽性と判明した。軽症という。

 市によると、発症前14日以内に海外や県外には出かけていなかったという。市は現在、濃厚接触者2人を把握。接触の程度が強くない1人を含む計3人の検査を行っている。(東郷隆)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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