廃棄食材で育った実験ウニ 「丼いっぱい食べたい」

小川裕介

 海藻を食い荒らす厄介者のウニをうどん店などの廃棄食材で育てる。そんな実験が進む福岡県宗像市で9日、蓄養したウニの試食会があった。

 近年、ウニは藻場がなくなる磯焼けの一因とされ、身入りも悪く駆除されてきた。プラントメーカーが引き取り育て、商品化をめざす試みだ。

 口にすると、昆布やタケノコの風味がほのかに広がる。共同研究する九州大の栗田喜久准教授は「丼いっぱい食べたい」と太鼓判を押した。(小川裕介)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment