強制わいせつ容疑で逮捕・起訴の市議に辞職勧告決議 大阪狭山市議会

森嶋俊晴

 大阪府大阪狭山市議会は20日、強制わいせつ容疑で逮捕・起訴された市議の井上健太郎被告(54)に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。決議に法的拘束力はない。

 決議文は「議員には、裁判の決着とは別に、政治的、道義的な責任が厳しく求められている」と指摘し、自らの意思で辞職するよう求めている。山本尚生(ひさお)議長は取材に対し「議会に対する市民の信頼を失墜させることとなった。井上議員には決議を真摯(しんし)に受け止め、適切な判断をしてほしい」と話した。

 井上被告は15日に起訴された。起訴状などによると、2020年9月と2021年8月、大阪府や福井県でキャンプイベントを主催。参加した当時10~11歳の小学生女児計5人に対し、体を触るなどわいせつな行為をしたとされる。大阪地検堺支部は認否を明らかにしていない。(森嶋俊晴)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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