強奪の5千万円、意中のホストに費消か 強殺容疑で30歳女を再逮捕

 名古屋市中区新栄2丁目のマンションの一室で昨年11月、住人の古物商阿部光一さん(当時42)の遺体が見つかった事件で、愛知県警は27日、知人の無職内田明日香容疑者(30)を強盗殺人容疑で再逮捕し、発表した。「認められません」と容疑を否認しているという。

 県警は、内田容疑者が阿部さん側から奪った金品を換金し、事件後の約2カ月間で約5千万円をホスト代に充てたとみて調べている。

 県警によると、内田容疑者は昨年9月29日、阿部さん方で阿部さんの首を両手で絞めて殺害。11月17日ごろまでの約2カ月間で、阿部さん経営の古物店などに繰り返し侵入し、現金約80万円と貴金属など約1300点(時価計約7400万円)を奪った疑いがある。これらの貴金属を名古屋市内や周辺の買い取り店で売却していたという。

 内田容疑者は、同市内のホストクラブの元店員小山直己被告(23)と共謀し、阿部さんの遺体をクローゼットに隠したなどとして死体遺棄罪に問われて公判中。捜査関係者によると、内田容疑者は昨年7月ごろに小山被告と知り合い、同店で多額の現金を費消していたほか、相当額の売掛金(ツケ)もあった。県警は、内田容疑者が小山被告の売り上げに貢献するために阿部さんを殺害したとみて調べる。

■元ホスト「俺のためにエース…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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