徳島市の内藤佐和子市長、再選立候補の意向 来春の市長選

東孝司

 徳島市の内藤佐和子市長(39)は、来年春の任期満了に伴う市長選に再選を目指して立候補する意向を固めた。後援会の幹部が1日、取材に対して明らかにした。

 内藤市長は2020年4月の市長選に無所属で立候補。現職で再選を目指した遠藤彰良氏を約2千票差で破り、初当選した。36歳になって9日目での当選で、史上最年少の女性市長の誕生として話題になった。

 その後、保育行政などに疑問を抱く市民グループからリコール運動を起こされたが、有効署名数は住民投票実施に必要な数に届かず、運動の団体側は活動の中止を表明した。今年8月14日、台風が近づく中で開催された徳島市の阿波踊りについて、自身のX(旧ツイッター)アカウントで「中止を要請しましたが、実行委は開催を決定したとのことです」と発信したことが波紋を呼んだ。

 内藤市長は東大在学中に難病の「多発性硬化症」を発症。家族、友人らとの交流をつづった「難病東大生」を09年に出版したことでも知られる。(東孝司)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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