急激な少子化、大学全体の適正な規模とは? 文科相、中教審に諮問

 盛山正仁文部科学相は25日、少子化が急激に進む時代の高等教育の適正規模などの検討を、中央教育審議会(文科相の諮問機関)に諮問した。「これからの高等教育がどうあるべきか、めざすべき姿や方策など、闊達(かったつ)な議論をお願いしたい」と述べた。

 文部科学省によると、2022年現在で約112万人いる18歳人口は、40年には82万人まで減少。大学進学率が上昇しても、40年度の進学者数は、22年度より約13万人少ない51万人になるという。大学全体の定員充足率は現在100%を超えているが、40年度には81・8%となる見込みだ。

 諮問では、高等教育機関の再…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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