悠仁さま付属高進学、学長「安全確保する」 進学制度に記者から質問

谷口哲雄

 秋篠宮家の長男悠仁さま(15)が筑波大付属高校(東京都文京区)に今春進学することについて、筑波大の永田恭介学長は24日の定例会見で「大変光栄なこと。できる限りの方策を立てて安全・安心を確保したい」と話した。

 永田学長は、進学先に同校が選ばれたことについて「自主・自律・自由が付属高校のモットー。それに基づく課外活動も含めた様々な教育コンテンツが気に入られたのであれば大変光栄なことだ。生徒たちははつらつとしており、学長が訪ねて行っても萎縮することがない。そうした様子もご覧になったことと思う」と感想を述べた。

 初めて皇族を受け入れることに伴う警備態勢などは「門の前に警備する人を配置することなどが必要になるだろうが、まだ何もできていない。急きょやらないといけないこともあるだろうが、僕らは未経験で気付かないことも多々あると思う。経験が深いお茶の水女子大や宮内庁に教えを請い、危ないことは回避できるようにする」と話した。

 今回の合格は、筑波大とお茶の水女子大が結ぶ「提携校進学制度」によるものだった。「特定の人のために設けた制度ではないか」との質問も出たが「今年が4年目で毎年若干名の入学者が出ており、制度は今後も継続する。その見方は当たらない」と否定した。

 合否判定については、一般入試と同じ2月13日に同高を訪れて学力検査を受けており、「その結果も加味して決めた」と説明した。ただ、試験の内容など選考の詳細については「傾向と対策になるので申しあげられない」と回答を避けた。(谷口哲雄)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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