情報商材販売後に「キャッシュバック」 ヤミ金疑いで逮捕 北海道警

平岡春人

 情報の売買を装って金を貸し付ける手口でヤミ金融を営んだとして、北海道警は29日、自称投資家の塚田真志容疑者(46)=千葉県浦安市高洲8丁目=ら4人の男を貸金業法違反(無登録営業)の疑いで逮捕し、発表した。4人の認否を明らかにしていない。

 生活経済課によると、4人は昨年10~12月、貸金業の登録がないのに道内の男性2人に計8万円を貸し付けた疑いがある。SNSの簡単な使い方などを「情報商材」として販売しているように装い、「キャッシュバック」と称して客に現金を貸し付ける手口で、後日金利を上乗せした金額を「商品代金」の名目で返済させていたという。

 情報の売買を利用した「後払い現金化」をヤミ金融として摘発した事例は全国で2例目という。道警はグループが同様の手口で昨年5月ごろ~今年1月に全国の延べ約4700人に貸し付け、約1億円の利益を得ていたとみて出資法違反容疑も視野に捜査を進めている。(平岡春人)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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