投票なき承認 「11年後」の五輪開催地もう決める理由

 Q 2032年の夏季五輪の開催地(かいさいち)が、もう決まったと聞いたよ。

 A オーストラリアの都市ブリスベンだね。21日に東京で開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会で承認された。オーストラリアでは1956年のメルボルン、2000年のシドニーに続いて3度目の開催になるよ。

 Q 開催まで11年もあるのに早々に決めるんだね。

 A もとは開催の7年前に決めるのが原則だったんだけど、2019年から「前倒(まえだお)し」が許されたんだ。

 ブリスベンは前々から開催に前のめりで、IOCはこの熱意を逃(のが)すのは惜(お)しいと判断した。会場の84%が既存(きそん)または仮設でまかなえる計画で、国の支援が手厚いことが評価されたよ。

 開催すれば、ブリスベンのあるクイーンズランド州に61億米ドル(約6710億円)、国全体には134億米ドル(約1兆4740億円)の経済効果をもたらすという試算もある。

 Q 東京五輪の招致(しょうち)は総会での投票で決まったね。今回は投票はないの?

 A 今回から、複数の候補都…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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