拡充予定のNISA、米ITに陰りでも「S&P500」? 注意点は

 資産所得倍増を掲げる政府が拡充と恒久化を進めているNISA(少額投資非課税制度)。投資商品で人気なのが、米国内の時価総額の高い代表的な500社の株価指数「S&P500」に連動する銘柄だ。ただ、米国IT企業の成長に陰りも見えつつある。2月13日の「NISAの日」を前に、今後の見通しなどを専門家に聞いた。

 サイバーセキュリティの会社に勤める都内の女性(29)は2年前から「つみたてNISA」を始めた。会社で加入する「企業型確定拠出年金(DC)」の投資信託含み益が出ているため、投信の商品を対象とするつみたてNISAも始めてみることにした。

 だが、投信の種類が多すぎて、どの商品がいいか分からない。恋人が勧める「S&P500」を毎月購入できる限度額いっぱい積み立てることにしたという。

人気が続いてきた「S&P500」。その中核だった米国IT企業の勢いに陰りが見えます。記事後半では、専門家に今後の展望を語ってもらいました。

 女性は「いまだにどんな銘柄…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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