指なめてお札、子どもがベタベタ……郵便局員の不安

 郵便局の窓口で働いています。新型コロナウイルスの影響で営業時間の短縮が始まったのですが、その時間にお客さまが集中して混んでしまっています。

郵便局に勤める50代女性

 スーパーではキャッシュレス決済が進んでいるようですが、郵便局はまだまだ。手渡しでのやりとりも多く、感染リスクが高まりそうで不安です。舌で指をぺろっとなめてからお札を数えて渡してもらうと、不安はより増します。

 都会にいる親戚に、なかなか買えないパスタなどを送る方や、外出自粛の影響でしょうか、家のそうじで出てきただろう古い紙幣などの両替を求めてくる方などで、以前よりかなりお客様が増える印象があります。お子さんを連れて、フリマアプリで売れた商品を持ち込む方もいます。普段ならほほ笑ましいのですが、小さな子が色んなところをべたべたと触っているのも気になってしまいます。

 新型コロナが収束したら是非ご利用頂きたいのですが、「その発送、その両替、いま必要ですか?」。いま一度、考えてもらえたらうれしいです。(九州地方、50代女性)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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