放置された棺から2遺体、いずれも高齢男性か 愛知・岡崎の葬儀会社

 1日午前10時40分ごろ、愛知県岡崎市六名本町の葬儀会社「やすらぎ葬祭」に放置された二つの棺(ひつぎ)の中から2遺体が見つかった。いずれも高齢とみられる男性の遺体だという。県警は身元の確認を進める一方、遺体が運ばれた経緯なども調べる。

 岡崎署によると、同日午前10時5分ごろ、近くの会社に勤める女性から「(葬儀会社の)ドアが開きっぱなしで不審だ」と110番通報があった。駆けつけた岡崎署員が建物内で遺体を見つけた。遺体はいずれも腐敗が進んだ状態だったという。

 遺体発見時、建物内には誰もいなかった。葬儀会社を運営する代表者は取材に、「葬儀会社は3、4年くらい前にやらなくなった。前日(10月31日)に会社に行った際、二つの棺が置かれているのを確認した。中は見ていない」と答えた。

 葬儀会社の土地と建物の所有者によると、今年1~10月の家賃計130万円が滞納されているという。

 近くの自動車修理店の男性は「たまに霊柩(れいきゅう)車が来ているのを見た。最後に見たのは1年以上前だったと思う」と驚いた様子だった。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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