政府が基本方針を発表 命を守るため「この1~2週間が瀬戸際」今、私たちができることとは?徹底解説(FNN.jpプライムオンライン)

専門家が政府の基本方針を解説

「直撃LIVEグッディ!」では、政府発表の基本方針と、専門家会議の指摘をまとめ昭和大学病院感染症内科の二木芳人特任教授に解説してもらった。まず、専門家会議が強い言葉で訴えたことが「この1~2週間が瀬戸際」であるということだ。

・専門家会議の尾身茂副座長は「この1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」「一人一人の感染を完全に阻止することはできない」と話した。
・最大の目的は「感染の拡大スピードを抑制し、可能な限り重症者の発生と死亡数を減らすこと」だという。

昭和大学病院感染症内科の二木芳人特任教授:
このような流行性の感染症は、一気に拡大していくことがあります。
例えば韓国やイタリアも、それまで大したことなかったものが1日に200~300人という数で、一気に山が大きくなりつつあります。
これが一番よくありません。

安藤優子:
爆発的な感染者の増加ですね。

昭和大学病院感染症内科の二木芳人特任教授:
そうです。そうすると、ものすごく大きな山になる可能性があります。この辺をできるだけゆったり、ゆっくり進めたい。
もちろん最終的には山ができるんですが、その山を小さくするために初期の発生をできるだけ抑制していくというのは、基本的なパターンです。

専門家会議では、感染拡大のリスクが高い場所を2つ挙げている。

・病院などの医療機関
・対面で腕を伸ばせばお互いが届く距離
⇒会話などが一定期間以上続き、多くの人との間で交わされる環境

大村正樹フィールドキャスター:
「対面で腕を伸ばせばお互いが届く距離」…私たち日本人のほとんどは、このコミュニティにいますよね。このスタジオも然りです。

安藤優子:
集団から集団へ移さないためには、集団をつくらない。と言っているわけですよね。

専門家会議は、「対面接触」や「大勢で会話」することはリスクが高いとした上で、具体的な対応を呼びかけた。

・せきなどの飛沫感染と接触感染が主体で、空気感染は起きていない
⇒例外的に至近距離で相対すると感染の可能性も…
・通勤ラッシュを避けて、時間差通勤やテレワークに切り替えるよう呼びかけた

他にも、専門家会議は風邪や発熱などの軽い症状が出た場合は外出せず、自宅での療養を促した。そして…

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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