整体店の女性客に不同意性行容疑 自称経営者を逮捕 警視庁が初適用

 同意を得ずに客に性的暴行を加えたとして、警視庁は、自称整体店経営の男(61)=東京都千代田区=を不同意性交容疑で逮捕し、4日発表した。7月13日の改正刑法の施行後、同容疑による警視庁の摘発が明らかになるのは初めて。

 麴町署によると、逮捕容疑は8月上旬、自身が経営する千代田区内の整体店で、客の20代女性に性的な暴行を加えたというもの。男は正当な施術だとした上で、「同意があったと思っていた」と否認。女性は「驚きと恐怖で拒否することができなかった」と話しているという。

 不同意性交罪は強制性交罪と準強制性交罪を統合したもの。暴行・脅迫や地位の利用など、被害者が同意しない意思を示すことを難しくさせた状態に乗じ、性的暴行を加えた場合に成立する。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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