新型コロナ、全国で1309人新規感染 101人が死亡

 新型コロナウイルスの国内感染者は、16日午後10時15分現在で新たに1309人が確認された。死者は101人が確認され、6日ぶりに100人を超えた。

 東京都の感染者数は350人で、27人が亡くなった。感染者は10日連続で500人を下回った。

 大阪府内では98人が感染。3日連続で100人を下回った。死者は9人だった。重症の入院患者は133人で、府が確保している重症病床221床の使用率は60・2%になった。また、枚方市の児童施設で、16日までに確認された感染者のうち、濃厚接触者も含めて児童と職員の計11人の感染が判明した。

 愛知県では63人の感染が確認された。うち名古屋市は21人だった。県によると、15日時点の入院患者数は493人で、昨年12月14日以来、63日ぶりに500人を下回った。

 また、厚生労働省はこの日、英国で報告されている新型コロナウイルスの変異ウイルスが埼玉、東京、京都、鹿児島、新潟、兵庫の6都府県で計23人から見つかったと発表した。京都府と鹿児島県で変異株の感染者が確認されたのは初めてという。九州でも初めてになる。

 厚労省によると、いずれも海外滞在歴や滞在者との接触は確認されていない。新潟県では同じ施設の利用者や関係者13人の感染が確認された。この施設では12日に3人の変異株感染が確認されており、厚労省はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。

 このほか、鹿児島県で女性3人、京都府で女性1人、兵庫県で30~60代の男性3人、東京都で40代女性、埼玉県で10歳未満の女児と40代女性の感染がわかった。埼玉県の40代女性は5日にクラスターが発生したと発表された施設の関係者という。

 変異株の感染確認は、国内と空港検疫を合わせて151人になった。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment