新規感染、699人にとどまる 連休で検査減った影響か

 新型コロナウイルスの国内感染者は11日午後10時時点で、新たに699人が確認された。死者は7人増えた。1日あたりの感染者が1千人を下回るのは2日連続。3連休で検査数が減った影響もあるとみられる。

 東京都は新たに188人確認され、10日に続いて200人を下回った。新規感染者の発表数はおおむね3日前の検査結果を反映しており、8日の検査数は3431件だった。3~6日は検査数が5千件超あり、3日後の感染者数は300人以上だった。家庭内での感染が目立つといい、都の担当者は「帰省などで車を利用される方もおられるだろうが、家族であってもマスクをしたり、換気をしたりして感染防止に努めていただきたい」と呼びかけた。

 愛知県では、67人の感染が確認された。1日あたりの新規感染者数が100人を下回るのは15日ぶり。大村秀章知事は「推測だが、3連休の影響で医療機関の検査数が減ったり、会社が休みで宴会がぐっと減ったりしていることがあるのではないか」と分析。「厳しい状況は変わっていない」と述べ、お盆期間中の行動自粛などを呼びかけた。

 ほかに、大阪府、福岡県、沖縄県でも、新規感染者数が50人を超えた。大阪府では新規感染者102人の中に、府内3カ所の高齢者施設の職員や利用者ら計12人が含まれていたことがわかり、クラスター(感染者集団)が発生した可能性があると発表した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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