早世の「天才」 最晩年のパステル画、100年ぶり確認

 重要文化財「信仰の悲しみ」(大原美術館蔵)などを残し、20歳で早世した画家・関根正二(1899~1919)が没年に描いたパステル画が、100年ぶりに見つかった。「天才」とも称された関根らしい作風で、最晩年の制作姿勢が再確認できる。

 見つかったのは「少女」(19年)で、縦33・3センチ、横27・3センチ。東京の古美術商に作品があるという情報が回顧展の準備を進めていた福島県立美術館に入り、堀宜雄(よしお)学芸員が確認した。

 関根は現在の同県白河市に生ま…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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