旭川中2女子死亡、第三者委がいじめと認定 遺族側に中間報告

 北海道旭川市で2021年3月、市立中学校2年の広瀬爽彩(さあや)さん(当時14)が凍死体で見つかり、母親が過去にいじめを受けていたと訴えている問題で、市教育委員会の第三者委員会は27日、いじめがあったことを認める中間報告を遺族側に伝えた。詳細は近く公表する予定という。

 第三者委員会は同日夕、広瀬さんの母親や代理人弁護士と面会し、いじめとして認定した6項目について説明した。市はこれまで「いじめは認定できなかった」としてきたが、昨年4月に死亡に関する報道が出ると、第三者委での調査を決定。関係する児童・生徒や教職員らから聞き取り調査をしてきた。

 広瀬さんの母親らによると、広瀬さんは中学入学後、同じ学校や他校の生徒らから、コンビニでおごらされるようになったり、わいせつな写真や動画も求められたりするようになった。広瀬さんは転校したが、不登校となり、SNSで「いじめられていた」と訴えていた。昨年2月、ネットの知人に死ぬことを示唆して自宅を出て、1カ月後に公園で遺体で見つかった。凍死したとみられている。

 第三者委員会は、いじめの有…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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