映画「MINAMATA」 東京都内の中学で上映会

 水俣病の実態を撮影した米国の写真家、ユージン・スミス氏を描いた映画「MINAMATA―ミナマタ―」が23日に公開されるのを前に、水俣病への理解を深めてもらおうと9日、東京都千代田区立麴町中学の授業で上映会が開かれた。ユージン氏の元妻のアイリーン・美緒子・スミスさん(71)や、胎児性患者たちを交えたオンライントークイベントも開かれた。

 中学3年生の生徒170人が鑑賞し、上映後、アイリーンさんが、ユージン氏の人となりや当時のエピソードを紹介。当時、母親のおなかの中で水銀の被害を受けた水俣病の胎児性患者の長井勇さん(64)、松永幸一郎さん(58)、加賀田清子さん(66)が、これまでの体験や思いを中学生たちに語った。

 終了後、生徒から質問が相次ぎ「これからを生きる私たちにできることはなんでしょうか」という質問に、加賀田さんは「みんな水俣に来てほしい」と語りかけた。

 授業を受けた藤倉鼓太郎さんは「ユージンさんは遠いところにいたのに、真実を突き止めるために命をかけて写真を撮りに行く姿に感動した」と話した。関田航

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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