時速146キロの衝突事故は「過失」か…結婚目前の31歳男性ら“5人死傷” 被告は過去に“8回の事故”(東海テレビ)

■友人から愛され、両親の自慢の息子…結婚を目前に突然の事故

大西朗さんの婚約者:
「年明けからどこに住むとか、どういうアパート、住む場所どこにしようかとか。式はいつごろ、どこで、沖縄かなとか、そういう本当に具体的な話をしようと…」  楽しみにしていた結婚について話す女性。しかし、その相手はもういません。 女性の婚約者は津市の会社員・大西朗さん、当時31歳。一般道を猛スピードで走る車に追突され、6日間生死をさまよい、帰らぬ人となりました。

遺影は女性が撮影した写真です。  朗さんの母親、まゆみさん。朗さんは「朗らかな子」だったと話します。

朗さんの母親:
「彼女と付き合い始めて初めて御在所へ出かけて、彼女の作ってくれたおにぎりをバクっと食べて、海苔を歯に貼ってニッと見せるんですって。葬儀場のマネージャーさんに『ちょっと、ふざけてますかね?』という感じで聞いたら、もう断トツ一番(良い写真)ですって言っていただいて。『朗』という名前の如く、ホントに朗らかな子でした」  妹や弟の面倒をよく見る、責任感の強い3人兄弟の長男だった朗さん。

友人からも愛され、両親にとっても自慢の息子でした。

■4人の命を奪った凄惨な事故…法定速度60キロの道路を“146キロで走行”し衝突

 朗さんの命を奪った事故が起きたのは、暮れも押し迫った2018年12月。 事故を起こした車を捉えたドライブレコーダーの映像には、右側の第3車線を、猛スピードで走るベンツが映っています。時速は146キロに。

ベンツは、このあと客を乗せたタクシーと衝突。朗さんはそのタクシーに乗っていました。

4人が死亡、1人が大ケガをしました。

 ベンツを運転していたのは、元IT関連会社の社長・末広雅洋被告(58)。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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