暖かい南の島で見た日本の矛盾 アナウンサーは映画監督になった

佐古忠彦さん(57) 沖縄の作品を撮り続けるテレビ局員兼映画監督

 TBSに入った1988年当時はアナウンサーだった。野球が好きで中継に関われたらと思った。春のキャンプ取材で、さっそく沖縄へ。そこはまだ、暖かい南の島という印象だった。

 96年の秋。「筑紫哲也NEWS23」のサブキャスターになる。返還前の沖縄で特派員だった筑紫さんはよくこう言った。「沖縄に行けば日本の矛盾がよく見えるよ」

 翌年12月、名護市へ向かっ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment