暴行容疑の元保育士3人を不起訴 検察の捜査でうち1人を略式起訴

魚住あかり

 静岡地検沼津支部は25日、園児に対する暴行の疑いで昨年12月に逮捕された静岡県裾野市の「さくら保育園」の女性保育士3人=退職=をいずれも不起訴処分とし、発表した。理由は明らかにしていない。逮捕容疑とは別に検察は独自の捜査をし、3人のうち裾野市の元保育士の女(38)を暴行の罪で沼津簡裁に略式起訴したと発表した。

 起訴状によると、元保育士は昨年6月、仰向けになって寝転んでいた園児(当時1)の両足をつかみ、宙づりにしたとされる。また同年7月には手足口病に感染した疑いのある園児のおむつを替えていた際に、別の園児(当時1)の右手をつかんでおしりの発疹に触れさせたという。

県警の逮捕容疑ではいずれも不起訴処分に

 県警は昨年12月、同保育園の園児の顔を押したり、頭を殴ったりした疑いがあるとしていずれも30代の元保育士3人を暴行容疑で逮捕していた。同支部はこれらの容疑ではいずれも不起訴処分とした。(魚住あかり)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment