最年少は14歳、窃盗容疑などで36人を逮捕・送検 特殊詐欺集団か

 高齢者からキャッシュカードを盗み取って現金を引き出したとして、大阪府警などの合同捜査本部は、大阪市西成区橘2丁目の自営業、宇野亜沙人容疑者(25)=窃盗罪などで起訴=ら14~42歳の男女計36人を窃盗などの容疑で逮捕・送検したと30日に発表した。宇野容疑者は容疑を認めているという。府警は、宇野容疑者をリーダーとした特殊詐欺グループとみている。

 府警によると、宇野容疑者らは昨年4~11月、百貨店従業員などを名乗って、「クレジットカードが不正使用されており、キャッシュカードを回収する必要がある」などとうそを言い、大阪、奈良、兵庫の3府県の69~89歳の男女計22人からカードを盗み、現金計約2300万円を引き出した疑いがある。

 関与したとみられる男女はSNSの「闇バイト」に応募していたという。府警は宇野容疑者を「半グレ」集団の一員とみている。電話は和歌山市内など2カ所からかけていたという。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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