有明海の小型機事故、「燃料切れ」の連絡 熊本と宮崎の男性2人死亡

古畑航希

 佐賀県沖の有明海で18日に小型機が不時着した事故で、乗っていた男性3人のうち、熊本県阿蘇市の森繁富さん(82)と宮崎県都城市の本村栄一さん(80)が死亡した。死因はいずれも溺死(できし)だった。第7管区海上保安本部が発表した。同海保は19日、海底で小型機とみられる物体を発見。20日朝から確認作業をする。

 離陸した阿蘇場外離着陸場を管理する組合関係者によると、事故が起こる前、小型機から「燃料がなくなり、佐賀空港近くの海上に着水する」と知人に連絡が入ったという。国土交通省運輸安全委員会は調査官2人を派遣し、20日午前から事故原因を調べる方針だ。

 事故は18日夕方に発生。佐賀空港から南に約15キロ沖の有明海で、救命胴衣を着けた男性3人を発見した。乗っていた福岡市の男性(67)は無事だった。(古畑航希)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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