札幌で新たに27人感染 国内感染は計1万4306人に

 新型コロナウイルスの新たな感染者は30日午後9時現在で、新たに188人確認され、国内の感染者は計1万4306人になった。札幌市では感染者が27人にのぼり、過去最多となった。全国の死者は22人増えて計457人になった。

 静岡市では、高齢者施設に入所していた70代の男性が心肺停止の状態で見つかり、救急搬送された病院で死亡。その後のPCR検査で感染が確認された。市によると、死亡した男性は25日ごろからせきなどの症状があったという。市は、他の入所者や職員が感染していないか検査を進める。

 医療従事者らの感染も相次ぎ、埼玉県川口市では、川口工業総合病院の40代の放射線技師の感染が確認された。福岡県では福岡徳洲会病院に勤務する20代の女性看護師の感染が判明した。看護師は同病院でクラスターが発生した後、20日に検査を受けたが陰性だった。27、28日には勤務していたという。

 大阪府では、新たに感染が確認された28人のうち8人が、院内での集団感染が明らかになっている第二大阪警察病院(大阪市天王寺区)や、なみはやリハビリテーション病院(同市生野区)、明治橋病院(大阪府松原市)の患者や医療従事者だった。

 福井県では、感染が判明していた80代女性が死亡した。県によると、女性は、院内感染が起きた福井市の福島泌尿器科医院の患者という。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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