東京にあった「モータープール」 古地図に刻まれた★印の意味は?

 連合国軍総司令部(GHQ)が置かれた旧第一生命館。進駐軍の駐車場として使用された「モータープール」……。終戦から2年後の1947年に発行された東京都千代田区の地図には、米軍占領下にあった東京の姿が色濃く刻まれている。その復刻版を、区が「区制75周年記念マップ」として制作したところ好評を博している。

 復刻版のもととなった地図は、当時の日本地図株式会社が発行したもので、縦51センチ、横76センチ。神田神保町にある古地図を扱う「秦川堂(しんせんどう)書店」に残っていた。代表の永森進悟さん(55)は「戦後間もない頃は物資不足もあり、地図を作っても部数は少なかったとみられます。昭和22年(1947年)の地図は珍しいです」と話す。区が誕生したのも同じ47年。貴重な地図が何かの役に立てばと、区に譲り渡した。

 現在の千代田区内は戦時中、空襲で焦土と化し、焼失を逃れた建物の多くは戦後、米軍に接収された。地図には、「★」印で接収施設が記されている。旧第一生命館のほか、明治生命館や東京会館、帝国ホテル山の上ホテルなどにも★印がついている。

「かつての東京を思い出した」

 九段会館は「アーミイホール…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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