東京五輪、予約制シャトルバス計画 駅から遠い会場向け

 来夏の東京五輪・パラリンピックで、最寄り駅から遠い競技会場については、事前予約制のシャトルバスの運行が計画されていることが大会組織委員会への取材でわかった。予約制にすることで待ち時間を短縮し、暑さ対策にもつなげる狙いという。

 五輪・パラの43会場は東京、北海道、宮城、福島、茨城、千葉、埼玉、神奈川、静岡の9都道県にまたがる。新国立競技場のような駅から近い会場がある一方、静岡県伊豆市の自転車競技・マウンテンバイク会場は最寄り駅から約8キロ離れた山中にあるなど、会場によって駅からの距離が課題となっていた。

 組織委は15会場で最寄り駅と会場とをつなぐシャトルバスを運行する計画だ。うち7会場では自家用車でアクセスしやすい場所に臨時駐車場を設け、そこから会場までバスで輸送する「パーク&バスライド」も採用する。バスの乗車や臨時駐車場の利用はいずれもネット予約制にする方針。担当者は「観客を分散させ、待ち時間を短縮させることで暑さ対策にもなる」と話す。

 ただ、会場からの帰りについて…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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