東京都、重点措置「延長の状況にない」 解除基準クリアし政府に要望

 東京都は15日、21日に期限を迎える新型コロナ対応の「まん延防止等重点措置」について、「延長する状況にはない」との考えを示す要望書を政府に提出した。ただ、年度末の人流増加などを見据え、現在の医療提供体制は当面維持し、高齢者や子どもへの対策を強めるという。

 要望書は都内の感染状況について、週平均の新規感染者数が8千人を超えて高い水準となっているものの、前週比では継続して100%を下回り、「下降傾向にある」と説明。病床使用率、重症病床使用率とも50%を下回るなど、政府が示す解除基準の指標を全て満たしているとした。

 また、都内で進めているワクチンの3回目接種により、3月下旬には接種率が都内全人口の40%に達する見込みであることにも触れ、「重点措置の期間をさらに延長する状況にはないと考える」としている。都として延長を望む考えがないことを明らかにした。

 一方、解除後の対策について…

この記事は有料会員記事です。残り307文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment