東京都のスピーキングテスト、中学生約7万人が受験 遅刻の生徒も

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本多由佳、土舘聡一

 東京都教育委員会が全国で初めて民間企業と共同実施し、結果を都立高校入試に活用する英語スピーキングテストが27日に都内であった。都内の公立中3年生の95%にあたる約7万6千人が受験を申し込んでおり、円滑に運営されるか注目されていた。テスト後、都教委は「大きなトラブルは確認されていない」とした。

 テストは都立高校や民間施設など都内197カ所で行われ、公立中3年生を中心に約6万9千人が受験した。テスト後に都教委は、欠席連絡を受ける電話回線が一時つながりにくかったり、複数の生徒が会場を誤って遅刻したりするトラブルを確認したと発表した。

 テストは、同じ会場内の生徒が2組に分かれ、時間差で同じ問題を解く形式だった。テスト後にSNS上で、受験生とみられる「隣の教室の解答の声が聞こえた」という投稿が見られたが、都教委は「報告を受けていない」と説明した。

 テストの運営は、都教委から…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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