東京駅前の夏の風物詩「水盤」が4年ぶり復活 打ち水効果と涼しさを

細沢礼輝

 JR東京駅丸の内駅前広場に19日、路上に薄く水を張る「水盤」が4年ぶりに復活した。見た目の涼しさと打ち水効果を狙った設備で、9月18日まで続けられる予定だ。

 御影石で舗装された中央広場に、縦22メートル、横15メートルのエリアが2カ所設けられている。水深は5ミリほどで、駅舎側からしみ出た水がわずかな勾配で路面を流れ、地中の浄化装置との間を循環する仕組み。夏の風物詩にしようとJR東日本が2018年に登場させたが、コロナ禍で20年から稼働は中止されていた。

 この日のオープンには近隣の保育施設の子どもたちが招待された。佐相ゆずさん(2)は裸足でボール遊びに夢中。母親のゆきさん(33)は「都心で水遊びできるなんて素敵」と話していた。(細沢礼輝)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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