栃木の山火事、5日目も燃え続ける 避難勧告207世帯

 栃木県足利市の両崖山(りょうがいさん)周辺で21日から続いている山火事は、5日目となった25日夜になっても燃え続けている。焼失面積は約100ヘクタールに広がり、市の避難勧告の対象も周辺の207世帯に増えた。現場近くを走る北関東自動車道に火が迫り、足利IC―太田桐生IC(群馬県)は24日夜から通行止めになっている。

 足利市は3カ所に避難所を設置。市職員が避難勧告地域をまわり、健康状況を聞き取った。栃木県は25日、同市に災害救助法の適用を決めた。早朝から自衛隊や栃木県などのヘリ12機が上空から消火し、地上からも群馬県などから消防の応援を得て168人態勢で消火活動に当たった。

 足利市の和泉聡市長はこの日の会見で「当分の間、雨も見込めず、鎮火のめどは立たない」と話した。(根岸敦生、平賀拓史)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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