橋に自殺図る少女が…日本語話せぬ外国人研究者が救う

 橋から飛び降り自殺をしようとしていた10代の少女に声をかけて保護したとして、宮城県警仙台中央署は7月3日、東北大で研究中の仏モンペリエ大院生エリザ・ラーセンさん(24)と、インド出身で産業技術総合研究所の特別研究員カーティック・サウさん(31)に感謝状を贈った。

 署によると、ラーセンさんは5月31日午後5時ごろ、広瀬川に架かる仲の瀬橋(仙台市青葉区)を自転車で帰宅途中、反対側の道路にある欄干の外側に少女が立っているのを発見。「危ない」ととっさにUターンし、少女の元に急いだ。日本語が話せなかったため、身ぶり手ぶりを交えて英語で「一緒においで」などと説得したという。

 落ち着きを取り戻した少女と別れて、東北大の寮に戻った後、同じ寮に住むサウさんに相談。2人で少女を探しに出て、橋から西約300メートルの地下鉄国際センター駅そばで泣きじゃくっているのを再度見つけた。警察官が保護するまでそばにいて、サウさんは「泣かないで」と励ましたという。

 感謝状をもらったラーセンさん…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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