次男の体温は想定よりも低下 「突然苦しみだした」との通報と矛盾点

 神奈川県大和市の自宅で小学1年の次男を窒息死させたとして、母親の上田綾乃容疑者(42)が殺人容疑で逮捕された事件で、次男が心肺停止になった際、自宅にいたのは母子の2人だけだったことが捜査関係者への取材でわかった。搬送時の上田容疑者の説明と遺体の状況に矛盾点もあり、県警が経緯を調べている。

 捜査関係者らによると、上田容疑者は次男の雄大さん(当時7)と、同居する男性と3人暮らし。事件当日の2019年8月6日午前8時過ぎに男性が外出した後、自宅にいたのは母子2人だけだった。

 午後2時56分ごろ、「(雄大さんが)突然苦しみだした」との趣旨で上田容疑者が119番通報。午後3時2分ごろ救急隊が到着したが、心肺停止状態だった。人工呼吸などの措置がとられたが蘇生せず、約2時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。

 上田容疑者は逮捕前、県警や…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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