残り33秒、託された1年コンビ 東海大福岡監督「自分が責任とる」

 第76回全国高校バスケットボール選手権大会(WC、ソフトバンク ウインターカップ2023=日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)は26日、女子準々決勝と男子3回戦があった。女子の東海大福岡は優勝候補の一角、大阪薫英女学院を劇的な逆転劇で破り、2年連続4強入りを果たした。

 男子は福岡大大濠が京都精華を91―62、福岡第一が東海大諏訪(長野)を108―81でそれぞれ圧勝、そろってベスト8に入った。(榎本瑞希)

1年生にかけた監督 顔を見て「大丈夫」と信じた

 52―61で残り時間は4分を切った。9点差を追いかける東海大福岡の宮崎優介監督は、浜口ゆずをコートに入れ、東口紅愛との1年生コンビに託した。「学年は関係ない。最後は自分が責任をとる」

 大会前、エースの浜口さくら(3年)が負傷した。抜けた穴を埋めたのが、成長著しい1年生2人だった。ゆずはさくらの妹だ。

 主将の境さくら(3年)や伊…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment