母親不在の10分で…6歳娘が車の座席に首挟まれ意識不明の重体 3列シートの車内にあった“危険”(東海テレビ)

東海テレビ

 27日、愛知県稲沢市で小学1年の女の子が車の中で座席に首を挟まれ、意識不明の状態で見つかりました。3列シートの車の中で一体何が起きたのでしょうか。

 小さな子供からちょっと目を離したすきにヒヤッとしたことは?街で聞いてみると…?

母親:
「玄関先でゴミを捨てた時に階段から転んでしまって、頭から2~3段落ちて顔をケガしてしまったことがあって」

街の男性:
「パッと車道の方に行ってしまうことはたまにありますね」

 予測できない子供の突然の行動…。今回、駐車場に停めた車の中で想定外の事故が起きてしまいました。

 事故があったのは愛知県稲沢市下津鞍掛の金融機関の駐車場。27日午後4時過ぎ、近くに住む小学1年の湯浅晃那ちゃん(6)が駐車中の車内のシートの間に首が挟まれた状態で発見されました。

 晃那ちゃんは病院に搬送されましたが、意識不明の重体に。母親はトイレを借りるため、カギをかけずに10分ほど車から離れていて、晃那ちゃんと2歳の弟の2人だけの時に事故は起きました。

 なぜシートの間に首が挟まれてしまったのでしょうか。

(リポート)
「女の子が首を挟まれたものと似たタイプの乗用車です。女の子はこの2列目と3列目のすき間に首を挟まれた状態で見つかったということです」

 車は3列シートタイプの乗用車。母親が車を離れた際、晃那ちゃんはチャイルドシートに座っていましたが、その後3列目シートの後方の荷台部分に移動したとみられます。

 そして、何らかの拍子で3列目シートの背もたれが前に倒れ、そのままうつぶせの状態で2列目シートとの間に首を挟んでしまったとみられています。

 3列シートタイプの車の座席のつくりを見てみると…。

(リポート)
「この車種の場合は、3列目背もたれの後ろのひもをひっぱるだけで、簡単に動かすことが出来ます。あっという間、子供でも簡単にシートを倒してしまいます。すき間に拳を入れてみます。肩口にはかろうじて入りますが、ヘッドレストの部分は狭くて入りません」

 狭い隙間に、もし首が挟まったら…抜けなくなってしまう可能性が高いと言えそうです。

 実は子どもにとって危険がたくさん潜んでいる車の中。街で聞いてみると?

父親:
「シートベルトに腕が絡まっているとか、遊んでいるうちに。そういうのは怖い。何があるか分からないので、(子どもを1人で)置いとくのは怖いと思ってできるだけ連れて歩くようにしています」

別の親:
「(子供が)車のドアに指を挟んだ。手を出していたが、分からずに閉めたて挟んだが、まだ小さかったから骨も折れていなくて幸いどうもならなかった」

 警察は「小さな子供はいろんなものに興味を示すので、目を離さないよう注意が必要」と話しています。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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