気温差7度で要注意 「寒暖差疲れ」大丈夫? 医師が薦める対処法

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中村瞬 宮野拓也

 前日の最高気温が30度弱だったのから一転、23日の東京都心は冷え込んだ。寒暖差に体がついていかない人も多いのでは。「寒暖差疲労外来」を設置している「せたがや内科・神経内科クリニック」(東京)の久手堅(くでけん)司院長に、体への影響や対処法を聞いた。

 23日の最高気温は4月上旬並みの17・2度。前日より12・2度も低くなった。日中の最高気温は最近、乱高下の状態で、16日は前日より9・4度高い27・5度だったのに、19日は7・7度低い24・5度だった。

 寒暖差が大きいと体調にどんな影響が出るのか。

 久手堅院長は「7度以上の寒暖差がある環境にいると、『寒暖差疲労』を起こす恐れがある」と注意を呼びかける。

 体温などを一定に保つために自律神経が働いていて、寒暖差が大きくなると、エネルギーの消費量がその分大きくなる。こうして蓄積するのが「寒暖差疲労」だ。

 最も多い症状は全身のだるさ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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