江戸の登場は先だけど… どうする千代田区 家康との縁、今からPR

石平道典

 徳川家康と千代田のつながりとは――。東京都千代田区と区観光協会は、家康ゆかりの地などを紹介する動画や特設サイトの公開を始めた。NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送を機に、江戸城下だった区内に残る家康の足跡を知り、訪ねてもらう狙いだ。

 区は「千代田区と家康公の美味(おい)しいつながり」と題した動画を制作し、2月からユーチューブの公式チャンネルで公開。静岡市でロケを行い、家康をまつる久能山東照宮などもゆかりの地として紹介している。3月に公開予定の動画では、区内から紹介する予定だ。

 また、区観光協会は1月、特集サイト(https://visit-chiyoda.tokyo/app/feature/detail/130)を開設。日枝神社や神田明神、家康が関東に移封される際に宿をとったことに始まる御宿稲荷神社など9カ所を、写真や地図とともに歴史や由緒を詳しく解説している。

 観光協会内にある観光案内所(九段南1丁目)では、同協会観光大使を務める人気キャラクター「リラックマ」が家康に扮したぬいぐるみキーホルダー(税込み2500円)を発売中。今後もメモ帳や紙せっけんなど家康風グッズを販売する。すべて案内所での限定販売で、同協会は「区に足を運ぶきっかけになれば」としている。(石平道典)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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